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コンピュータ将棋研究Blog

Twitterアカウントsuimon@floodgate_fanによるコンピュータ将棋研究ブログです。

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嬉野流VS後手棒銀

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嬉野流に対しては棒銀が有力とされている。

今回はfloodgateで指された嬉野流の将棋を二局紹介したい。

事例1

Apery_i7-2670QM_4c vs. VBV (2015-10-12 14:00) http://wdoor.c.u-tokyo.ac.jp/shogi/view/2015/10/12/wdoor+floodgate-600-10+Apery_i7-2670QM_4c+VBV+20151012140001.csa

まず、一局目。

f:id:fg_fan7:20151211221417j:plain

この局面は天野貴元さんの著書

にも載っている変化だ。

本ではここで△7六銀が解説されているがVBVが指した手は違った。

f:id:fg_fan7:20151211221757j:plain

△7七角成が強手だった。

以下▲同 桂    △7六銀    ▲6六銀    △6七銀成  ▲7四歩    △6六成銀(図略)

と進んだが、先手の陣形がバラバラでまとめるのが大変だと思う。

事例2

Apery_i7-2670QM_4c vs. fib (2015-10-12 10:00) http://wdoor.c.u-tokyo.ac.jp/shogi/view/2015/10/12/wdoor+floodgate-600-10+Apery_i7-2670QM_4c+fib+20151012100004.csa

次に二局目。

f:id:fg_fan7:20151211222233j:plain

一局目に紹介した将棋は上図で△7五銀だったが。

f:id:fg_fan7:20151211222357j:plain

fibが指した△8七歩も有力手のようだ。

以下は▲7八金    △3三角 ▲3六歩    △2二銀 

 ▲8五歩    △3二金    ▲3五歩    △同 歩 ▲同 角    △5二金(下図)と進んだ。

f:id:fg_fan7:20151211222544j:plain

以下後手は銀冠に組み、陣形の固さを生かして勝ちきった。

このような指し方も有力だ。

以上、floodgateで指された嬉野流の将棋を二局見てきたが、

どちらも後手満足の分かれとなった。

先手としてはもっと序盤の早い駒組みの段階で工夫が求められるのかもしれない。

嬉野流の詳しい指し方については天野さんの本を読むことでより理解が深まるので、まだ読んでいない方は是非読んでいただきたい。