今回は将棋ブログの基本的な作成方法について1から説明していきたいと思います。
まずはブログサービスを選ぼう
私ははてなブログを利用していますが、今のところ特に不満はありません。
無料ブログでは1番いいと思っています。
参考記事
しかし、livedoorブログも評判は悪くないです。
そして、初めから自由にブログを作り込みたい人はWordPressがいいでしょう。
(無料ブログはそれぞれある程度制限があります)
将棋ブログを書く際にあると便利なもの
個人的にはこれらは必需品です。
「局面図の作成に」
・局面図作成
・狼将棋さんのSVG形式の局面図
http://www.geocities.jp/ookami_maasa/shogizumen
・棋泉 for Win
棋泉 for Winの詳細情報 : Vector ソフトを探す!
「棋譜の題材探しに」
・柿木将棋Ⅸ+kifubase
・棋譜の管理
棋譜管理ツール「棋譜の管理」
・将棋ウォーズ棋譜ダウンローダー
将棋ウォーズ棋譜ダウンローダー Wiki - OSDN
・メモ帳(おそらく初めからパソコンにインストールされてます)
「棋譜抽出に」
・将棋ウォーズ棋譜検索β
・floodgate
「テーマ執筆の局面検討用に」
・ShogiGUI
・上位フリーソフト+なのは詰め
私はこれらのツールがあれば基本的に執筆には困りません。順に説明します。
+++++++++++++++++++++++
ツールの具体的な使用方法
「局面図作成に」
・局面図作成
7/14追記
盤面のきれいさを重視する方は狼将棋さんのSVG形式の局面図をお勧めします。
導入方法の記事
www.fgfan7.com
将棋の研究記事や紹介記事を書く際、やはり局面図があると記事が読みやすくなります。
GUIや将棋アプリのスクリーンショットの貼り付けでもいいのですが、個人的には白黒が基調の局面図がシンプルで記事の内容が頭に入りやすいです。
ネット上にはいろいろな局面図作成ツールがありますが、私はこの局面図作成が1番見やすいです。
最終手のカラー色と太字での強調もそうですし、上部の表記方法など、細かいカスタマイズも可能です。
しかし、個人的に惜しいのが、成銀、成桂、成香の表記。
それぞれ全、圭、杏と表記されますが、少しわかりにくいです。
そこで主に終盤で成銀、成桂、成香が出てくる局面の場合は、
・棋泉 for Winを使うように最近変えました。
棋泉なら成銀は成銀とそのまま表記されます。(成桂、成香も同様)。
しかし、最終手のカラー色と太字強調はデフォルトではないのでご注意を。
ちょっとしたこだわりですが、読者が少しでも読みやすくなるようにとの配慮でこのようにしました。
「棋譜の題材探しに」
・柿木将棋Ⅸ+kifubaseは有料ですが、あると非常に便利です。
主に題材となる棋譜を探すのと特定局面を検索すること、後は局面図作成の際の局面のコピー、棋譜のコピー、棋譜形式の変換(CSA→KIFやCSA→KI2など)に使用しています。
参考記事
・棋譜の管理は戦術の詳細な判定が自動的にされるため、特定テーマの棋譜を集中して見たいときに重宝します。
フリーソフトなのでダウンロードしておきましょう。
・将棋ウォーズ棋譜ダウンローダーは特定ユーザーの将棋ウォーズの棋譜を一括ダウンロードできる便利なフリーソフトです。
・メモ帳は棋譜の指し手を抽出する際に役に立ちます。
具体的な方法を紹介すると、柿木将棋ⅨからKI2形式で棋譜をコピーし、メモ帳にそのまま貼り付けると後々の作業がスムーズになります。
その他のメモ帳の利用方法としては、執筆内容の大まかな概要をまとめる際にも利用しています。
「棋譜抽出に」
・将棋ウォーズ棋譜検索βは将棋ウォーズの棋譜リンクを作成するために利用しています。
条件を選択して検索すると題材にしたい将棋を見つけ出すことができます。
同様に・floodgateもコンピュータ将棋の棋譜リンクを作成するために利用します。
「テーマ執筆の局面検討用に」
・ShogiGUIは全体的にとても優れたGUIです。
特に将棋検討用に適しています。
継ぎ盤や特定局面からの連続対局が便利ですね。
その他も局面ぺディアでの検索など機能が豊富です。
執筆したいテーマについてソフトで検討したい時にとても役にたつでしょう。
・上位フリーソフト+なのは詰めはShogiGUIを利用する際には必ず入れておきましょう。
2017/2/15時点では、技巧、浮かむ瀬、真やねうら王、SILENT_MAJORITY1.23、読み太2.03がオススメです。
最後に
今回は将棋ブログ執筆の際にあると便利なソフトやツールを紹介しました。
これらのソフトを開発してくださった開発者の方に感謝します。
これらのソフトとツールを駆使すればきっと将棋ブログを書く際にかなりの手助けになるでしょう。
そして、記事の内容に関しててですがこれは書き手の工夫しだいです。
例えば「将棋世界」で連載されている「イメージと読みの将棋観」を見てもわかりますが、同一局面でも書く人によって見解が異なるのは当たり前なのです。
それくらい将棋というゲームは奥が深いものだと思っています。
今回の記事で私は将棋ブログ導入の道案内は出来たと思います。
しかし、その道の具体的な進み方はブログを書いている、またはこれから書きたいと思っているあなた次第です。
十人十色、様々な興味深い将棋ブログが見れるようになる事を願っています。
+++++++++++++++++++++++
オススメのWebライティング書籍
そうは言っても「文章を書くのが自信がない」という方もいるかもしれません。
そういう方にオススメなのがこの本です。
比較的、最近出版された本です。
内容はマンガのようなストーリー形式になっていてサクサクと読み進めることができます。
読書の共感を呼ぶライティングスキルの方法が楽しく学べる内容となっています。
是非チェックしてみてください。