コンピュータ将棋研究Blog

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加古川青流戦アマチュア選抜大会を終えて

はじめに

結果は残念ながらトーナメント1回戦敗退となった。

将棋の内容自体もあまりよくなく、ここ1週間ほど忙しい日々が続き体調管理がうまくいっていなかったのも反省点である。

今回、私は加古川青流戦アマチュア選抜大会にはじめて出場したが、運営もきっちりしておりとてもいい大会だと感じたので、来年以降この大会に参加しようと考えている人の参考になるように今回記事にしてまとめることにした。少しでも参考になれば幸いである。

大会ルール等について

前回の記事にも書いたように本大会は事前申し込み制である。(参加費は2000円)

また、当日の抽選によってAブロックとBブロックに分かれ、それぞれのブロックの優勝者がその年の5月から開催されるプロ公式戦の「加古川青流戦」へ出場することができる。

会場は加古川駅からすぐの「加古川まちづくりセンター 5階ホール」。

遠方からの参加者はホテルに宿泊することになると思うが、会場からかなり近い場所に①ホテル アゼリア加古川②加古川プラザホテルの2つのホテルがある。

今回、私は②の加古川プラザホテルに宿泊したが、きれいなホテルでとても快適だった。

遠方からの参加を考えている人にはおすすめのホテルである。

大会は1日で完結する。

事前に郵送されていたタイムスケジュールには以下のようになっていた。

◎大会日程

8:45 受付・組合せ抽選会開始

9:30 受付・組合せ抽選会終了

10:00 開会式

10:30 加古川清流戦アマチュア選抜大会開始

◯アマチュア選抜大会

10:30〜11:20 1回戦対局

11:30〜12:20 2回戦対局

12:20〜13:00 昼食休憩

13:00〜13:50 3回戦対局

14:00〜14:50 4回戦対局

15:00〜15:50 5回戦対局(準決勝)

16:00〜          6回戦対局(決勝)

終局後            閉会式

 

実際の大会進行もほぼ上記のように進んでいたので運営はとてもしっかりしていた。

なお、大会本戦の持ち時間は各25分、切れ負けとなっており、(デジタルの対局時計使用)

各ブロックの決勝戦のみ、持ち時間が各30分切れたら1手30秒未満となっていた。

昼食の弁当付きで、参加賞にハンカチサイズのタオルが数種類の中からひとつ選べた。

↓私が選んだもの

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クリアファイルも貰えた。

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パンフレットに記載されていた5人の加古川ゆかりの棋士

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加古川駅出口にも看板が設置されていた。

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久保利明九段、井上慶太九段(大会の審判も務めた)、稲葉陽八段、神吉宏充七段、船江恒平六段の5名。

加古川市は、人口約27万の市に、ゆかりのあるプロ棋士が5人もおられるという非常にまれなことから「棋士のまち加古川」を掲げ、将棋を取り入れたまちづくりを進めています。(パンフレットより)

大会のレベルについて

各ブロック優勝者がプロ公式戦に出場できることもあり、全国のアマチュア強豪が東は東京、西は熊本から参加していた。

参加資格としても公式免状を取得している人が優先して参加権が得られるようになっているため、非常にレベルが高い傾向にある。

大会開始前には参加選手一覧が参加者に配られるが、当然ながら名の知れ渡った強豪が多かった。

さながらアマチュア全国大会のようであり、この大会は県予選を通過しなくても全国大会の雰囲気を味わえるのでとてもいい大会だと思う。

感謝

大会の参加者の中には、私が小学生の頃からお世話になった元奨励会三段の方がおり、1回戦の前に声をかけていただき大変嬉しかった。

出身地は同じで通っていた将棋センターも同じだが現在はお互い離れたところに住んでおり、お会いしたのは何年ぶりかわからなかったが過去を思い出してとても懐かしい気持ちなった。

その先輩は本戦でもかなり上のところまで勝ち上がり、久しぶりに将棋を見させてもらったが、とても本格的な将棋だった。

数年前にプロ公式戦でアマチュア代表として活躍したのも納得する強さだった。

また、先輩にお会いできるように私も精進してきたいと思った。

他にも将棋センターの後輩や、アマチュア強豪の方とお話しする機会があり、そういった交流もこの大会のいいところだと思う。

まとめ

総合的に見てもとてもいい大会だったので、また来年までに力をつけて参加してみたいと思っている。

ネット将棋がいつでもできる時代で恵まれた環境にあるが、こうやって遠征をして大会に出ることもとても大切だと感じた。

またこれからの大会シーズンに向けて頑張っていきたい。