はじめに
今年はアマチュア竜王戦とアマチュア名人戦で県代表になることができた。
アマチュア竜王戦の県大会が5月中旬、全国大会が6月中旬、
アマチュア名人戦の県大会が7月上旬、全国大会が9月10、11日だったので
約4ヶ月ほど、将棋にワクワクし集中して取り組み事ができたと思う。
この記事で「県代表になるために必要なこと」のような趣旨で記事を書いても
結局、後付けの理屈になってしまう可能性もあるので、今回は実際に何をやってきたかを記してみようと思う。
取り組んだこと
指した将棋の検討
これが一番大きかったような気がする。
大会で指した将棋を含め、ネット将棋でも負けた将棋は極力局後にソフトを用いて検討をした。クエストのヒント機能で済ますことも多かったが、自宅のデスクトップパソコンやスマホのKENTOアプリを使うことも行った。
特に大会で指した将棋は局後振り返ってみるとポイントとなる局面も多く、ちゃんと精査していくとかなり時間もかかる。
ただ、そうやって検討することが私自身は苦にならなかったし、楽しんで取り組めていた。
詰め将棋
以前に購入していたマイナビ出版の文庫本何冊かを繰り返し解いていた(7手から15手詰くらい)。
あとは自分のレートは高くないが将棋クエストの詰めチャレをやった。
floodgate
数年前ほどではないがアプリ自体は消してないのでたまにレートの高いソフトの将棋を見ていた。
将棋の本
ここ1年以上新しい本を買っていない気がする。
ただ、上記のように以前購入していた詰め将棋の本は出先でもカバンに入れていつでも読めるようにしていた。
ネット将棋
相変わらず将棋クエストの2分切れ負けのみ。ただ、私は指しっぱなしではなく、どの対局も局後に振り返るようにしていた。
大会
以前のようにあまり参加できなかった。
今年の大きな大会では今のところアマ竜王戦とアマ名人戦のみかもしれない。
あとは月一度ある例会に参加できるときはしていた。
プロ将棋の観戦
中継されているすべての棋譜を見ていたとはいえないがほとんどの将棋は見れる範囲でみていたように思う。
YouTube、ブログ、Twitterなど
将棋関連はそこまで見ていないと思う。強い方のYoutubeはたまに見ていた。Twitterで流れてくる大会情報はいつも参考になっている。あとは序盤の見解がタイムラインに流れてくると参考にしていた。
将棋世界
定期購読は止めてしまったものの、近くの図書館にあるので時間があるときに図書館に足を運んで読んでいた。
正直言ってかなり内容が高度で、編集方針に一切妥協がない感じがし個人的には雑誌自体に熱意を感じる。
タイトル戦の記事を始めとして参考になることが多かった。
棋神アナリティクス
アマ名人戦の前に試しに導入してみた。
東京までの移動の間や大会前日に気になる序盤の局面を調べたりしていた。
月10時間までの使用と割り切って出先での活用で重宝すると思う。
最後に
今年取り組んできたことはざっとこのような感じ
この記事でアマチュア県代表を目指す意義や将棋を趣味とすることのコストパフォーマンスといったことについて語ることはない。
ただ、生きていくうえで自分なりの価値基準は人それぞれだしどれが正解ということはないと思う。
全国大会の将棋はとにかくどの対局も勝つことが本当に大変だった。
もっといえば県大会の将棋も大変だったし、結果を残すのは本当に大変なことだと思う。