中盤
はじめに floodgate(コンピュータ将棋対局場)では毎日多くの対局がこなされている。 公式サイト http://wdoor.c.u-tokyo.ac.jp/shogi/floodgate.html その対局の中には驚くような構想や中盤の妙手がみられる時がある。 今回の記事では、floodgateの将棋か…
はじめに 前回からの続き。www.fgfan7.com 序盤編を簡単に振り返ると、相手の方が先手で私が後手で将棋がはじまり、戦型は相掛かり模様から後手が趣向を凝らして雁木に組み上げた。 そして先手からの▲7七桂の筋を警戒しつつ駒組みを進めていき攻撃の機会を…
はじめに 最近の将棋の考え方として居飛車・振り飛車という垣根を超えて局面を柔軟に捉えていくという思想が広まってきているように感じている。 私自身も居飛車党ではあるが、ネット将棋を中心として振り飛車を採用することも少しではあるが増えてきた。 今…
その1の続き www.fgfan7.com ponanzaの猛攻 変調? 暴発か寄り筋か ponanzaの猛攻 手数=45 ▲1九飛 まで 後手:ponanza 後手の持駒:なし 9 8 7 6 5 4 3 2 1 +---------------------------+ |v香v飛 ・ ・ ・ ・v玉v桂v香|一 | ・ ・ ・v金 ・ ・…
はじめに 以前紹介した四間飛車に対する有力な戦法であるクルクル角。 www.fgfan7.com この戦法は将棋ウォーズやfloodgateにおいても実戦例が非常に少ない。 よって今回の記事の作成には自分の保有しているPCで指定局面を作成し、ソフトに連続対局をさせるこ…
はじめに 「―の戦いの絶対感覚」シリーズは河出書房新社から1999年~2003年の間に発刊され好評を博した。 ラインナップは、発刊順に 佐藤康光の戦いの絶対感覚 (最強将棋塾) 森内俊之の戦いの絶対感覚 (最強将棋塾) 羽生善治の戦いの絶対感覚 (最強将棋塾) …
コンピュータが矢倉や角換わりの将棋で序中盤に△5八角をよく打つ事は知る人ぞ知る特徴だ。 その特徴としては以前、コンピュータ将棋ソフトの弱点とされた△2八角戦法に通ずるクセといえるかもしれない。
はじめに 2014年~2015年頃コンピュータ将棋ソフトへの対策としていろいろな作戦が試されてきた。 その代表例としては△2八角戦法と呼ばれる2八の地点に角を打たせて、その後その角を生け捕りする作戦で、この戦法を採用した山口アマが電王戦優勝ソフトのAW…
はじめに 対振り飛車の銀冠はその手厚い陣形から好む愛好者は多い。 居飛車穴熊より銀冠が好きだという人もかなりいるはずだ。 今回はそういった方にとって参考になる将棋を紹介したい。 実戦例 動く将棋盤は以下のリンクから https://shogi.io/kifus/231543…