横歩取り
横歩取りには後手からのなかなか有力な指し方が複数あり、先手は▲3四飛と横歩を取ったからにはそのすべてにうまく対応できないといけない。 以前記事にした相横歩取りや△4五角戦法はその有力な代表例である。 今回の記事は後手からの有力策のひとつである…
はじめに 横歩取りは飛車、角が向き合っているので激しい展開になりやすい戦型だ。 その中でも特に後手からの△4五角戦法は一気に終盤戦になるほどの激しさがある。 アマチュア間では横歩取り△4五角戦法の人気は今もなお高く、定説では先手有利ながらしっか…
はじめに 横歩取りは最近ではやや減少傾向にあり、その理由として先手からの青野流が優秀だからとされている。 しかしアマチュア間では今もなお、先手番で横歩取りの将棋を苦手とする方も多い。 それは横歩取りという将棋の性質が他の戦型とは違い、 ・飛車…
はじめに 「―の戦いの絶対感覚」シリーズは河出書房新社から1999年~2003年の間に発刊され好評を博した。 ラインナップは、発刊順に 佐藤康光の戦いの絶対感覚 (最強将棋塾) 森内俊之の戦いの絶対感覚 (最強将棋塾) 羽生善治の戦いの絶対感覚 (最強将棋塾) …
はじめに 前回に続いて横歩取り新竹部流▲3三飛成の将棋を検討していく。 www.fgfan7.com 新竹部流は5八玉、4一玉が入った形での▲3三飛成の強襲である。 まずここで横歩取り▲5八玉型のメリットについて簡単に考察してみる。 手数=29 ▲8五飛成 まで 後…
新竹部流横歩取り▲3三飛成戦法の実戦例 先日、いつものように将棋ウォーズの2016Ponaの将棋を鑑賞していた時に興味深い将棋を発見した。それがこの将棋である。