コンピュータ将棋研究Blog

Twitterアカウントsuimon@floodgate_fanによるコンピュータ将棋研究ブログです。

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ーおすすめ記事ー

書評

【40%オフ以上】ゴールデンウィークの将棋Kindle本ビッグセール!

ゴールデンウイークのKindle本の大型割引セールです。 今回のセールで新たに登場した人気の本もあります。 この機会に欲しかった本を手に入れておきましょう。

片上大輔七段著「将棋 平成新手白書 居飛車編」レビュー

現代将棋は戦法の流行のサイクルが早く、我々アマチュアがそのすべてを把握していくのはなかなか大変である。 相居飛車の将棋は少し前に雁木が突如現れたと思いきやその流行は落ちついて、今は角換わりを中心としてそれに続いて相掛かり、矢倉、雁木、そして…

戸辺誠七段著「戸辺流 こだわりのゴキゲン中飛車」のレビュー

振り飛車の中でも中飛車は振り飛車側が主導権を握る展開になりやすく、プロアマ問わずに人気のある戦法だ。 その中飛車の使い手として安定した成績を残している戸辺誠七段が新刊を出版した。 それが「戸辺流 こだわりのゴキゲン中飛車」である。

谷川浩司九段著「将棋新理論」は今もなお色褪せない名著

はじめに 河出書房新社から発刊されていた「最強将棋塾」シリーズはどの本も名著との呼び声が高く、発刊からけっこうな年月が経った今も定期的に読み返しているという人は多い。 今回の記事ではその名著ぞろいのシリーズの中、谷川浩司九段著「将棋新理論」…

本間博六段著「妙手に俗手、駒余りもあり!実戦詰め筋事典」レビュー

はじめに 将棋の終盤では最終盤において「相手玉を詰ませれば勝ち、詰ませられなければ負け」という局面をむかえる時がある。 そういった局面で詰ますために私たちは日頃、詰め将棋を解いているわけだが、実戦では詰め将棋の本で出てくるように、必ず持ち駒…

西尾明六段著「コンピュータは将棋をどう変えたか?」レビュー

はじめに コンピュータ将棋は近年急速に棋力が上がり、序盤戦術に大きな影響を与えています。 今回の記事では、西尾明六段が執筆した「コンピュータは将棋をどう変えたか?」のレビューを通じて、コンピュータ将棋がもたらした戦術の変化について考察してい…

【50%OFF以上】Kindle6周年記念キャンペーン (10/25まで)【将棋本多数】

10/25日(木)までのKindle本50%以上OFFセールです。 今回のセールで新たに登場した人気の本もあります。 この機会に欲しかった本を手に入れておきましょう。 ↓ セール書籍一覧のページ 【50%OFF以上】Kindle6周年記念キャンペーン (10/25まで) ※キャンペー…

【増刷】「コンピュータ発!現代将棋新定跡」の増刷が決定しました!

はじめに 先日、マイナビ出版の編集担当の方から、「コンピュータ発!現代将棋新定跡の増刷が決まった」と連絡がありました。 コンピュータ発! 現代将棋新定跡 (マイナビ将棋BOOKS) posted with ヨメレバ suimon マイナビ出版 2018-06-12 Amazon Kindle 楽天…

suimon著「コンピュータ発!現代将棋新定跡」を出版します!

はじめに 初の著書が6/12にマイナビ出版より出版されます。 コンピュータ発! 現代将棋新定跡 (マイナビ将棋BOOKS) posted with ヨメレバ suimon マイナビ出版 2018-06-12 Amazon Kindle 楽天ブックス コンピュータ発!現代将棋新定跡【棋譜ファイル付き】 ※…

【Kindle】中島たか平さんの詰将棋本が期間限定で無料キャンペーン

はじめに 今日(4/2)の17時から5日間、中島たか平さんによるKindle詰将棋本「詰将棋皆伝」、「盤上この一手」、「盤上の遊園地」、「盤上の死角」が無料キャンペーンとなっている。 是非、この機会にダウンロードしよう。 ※無料キャンペーン期間は終了しま…

大平武洋六段 著 「これだけで勝てる 将棋 終盤のコツ」のレビュー

はじめに 序盤で優位を築いた後に終盤で寄せや受けを間違って逆転負け…。 誰しもが経験したことがあろうその展開だが、終盤のトレーニングを積むことでそういった逆転負けを少なくすることができる。 今回は大平武洋六段の著書これだけで勝てる 将棋 終盤の…

【再び Kindle本、期間限定セール】「トマホーク解体新書」がなんと無料!!

はじめに はじめに トマホークとは? とにかくこの内容で無料は凄い タップダイス氏、信玄氏によるトマホーク戦法の最新の戦術書、「トマホーク解体新書」が期間限定で無料キャンペーンとなっている。 無料期間は 2017年10月29日16時~同年10月…

斎藤慎太郎七段 著 「矢倉左美濃急戦 基本編・最新編」の2冊レビュー

はじめに 矢倉左美濃急戦(以下、左美濃急戦)の台頭は棋界に大きな影響をもたらした。 2016年に集中的に指され、後手(左美濃側)が高勝率をマークし注目される。 先手(矢倉側)が盛り返していた時期もあったが、徐々に後手の指し方が洗練されていき左美濃…

【将棋関連本セール 9/7(木)まで】Kindle本50%OFF以上! おススメ将棋本をピックアップ

9/7(木)までのKindle本50%以上OFFセールです。この機会に欲しかった本を手に入れておきましょう。 ↓ セール書籍一覧のページ Amazon.co.jp: 【50%OFF】『藤井聡太 炎の七番勝負と連勝記録の衝撃」発売記念 将棋関連本セール(9/7まで): Kindleストア ※キャ…

高嶋哲夫著「電王」を読んで

本書は人工知能である「コンピュータ将棋」と史上最強の将棋のプロ棋士との勝負をメインテーマとした小説である。 世界的AI研究者である相場俊之と7冠最強棋士の取海創が主人公となり物語は進んでいく。 2人の年少期の頃の話と現在の2人の話が交互に繰り…

橋本崇載八段著「棋士の一分 将棋界が変わるには」を読んで

本書に関して私が呟いたツイートのまとめです。 橋本さんの新書は買うと思います。余力があればレビューします。棋士の一分 将棋界が変わるには (角川新書) 新書 – 2016/12/10橋本 崇載 (著)— suimon (@floodgate_fan) 2016年12月7日 橋本八段の新書、半分く…

『別冊宝島 将棋「名勝負」伝説』を読んで③

前回の続き http://fgfan7.hatenablog.com/entry/2016/10/28/121845 ③では 「ソフト時代」3つの課題に将棋界はどう立ち向かうのか の記事について見ていきたいと思う。 執筆者は「不屈の棋士」の著者、大川慎太郎氏。 はじめに議題として3つのものが上がっ…

『別冊宝島 将棋「名勝負」伝説』を読んで②

前回の続き http://fgfan7.hatenablog.com/entry/2016/10/27/104343 ②では ・「ソフトの申し子」インタビュー150分!「私の勉強法、明かします」 千田翔太五段 の記事について見ていきたいと思う。 インタビュアーは「不屈の棋士」の著者、大川慎太郎氏で本…

『別冊宝島 将棋「名勝負」伝説』を読んで①

本記事では『別冊宝島 将棋「名勝負」伝説』の中でコンピュータ将棋に関係する記事について感想を書いていきたいと思う。 本書は特集として「将棋と人工知能」がテーマとなっている。 その中でも大きく3つのテーマとして ・スペシャルインタビュー 渡辺明 竜…

「不屈の棋士」を読んで気になったこと(2730字レビュー)

今回、「不屈の棋士」を読んで気になったことを書いてみようと思う。 ・共感できた点 ソフトの力を借りても最終的には自分で考えないと読む力は衰える。 定跡のサイクルが早くなり、流行の移り変わりのスピードが早まった。 ・共感できなかった点 ソフト対ソ…