はじめに
先日、マイナビ出版の編集担当の方から、「コンピュータ発!現代将棋新定跡の増刷が決まった」と連絡がありました。
Twitterでも増刷に関してのツイートがありました。
売上好調につき重版決定!!「コンピュータ発!現代将棋新定跡」【棋譜ファイル付き】角換わり▲4五桂速攻、▲4八金型、雁木、相掛かり△7四歩取らせ、コンピュータ将棋発の最新定跡をsuimon氏が解説した一冊。|将棋情報局 #将棋情報局 https://t.co/bjuNRGuq6g
— 将棋情報局編集部 (@mynavi_shogi) 2018年7月20日
現在、Amazonには在庫がありますが、実店舗や他のネットショップでは在庫切れの場合が出てきています。
増刷された本が入荷されれば在庫切れもしだいに回復していくと思われます。
6/12の発売から一ヶ月後に増刷が決まり、たいへんうれしく思っています。
Twitter等でもたくさんの方に感想・レビューをしていただきました。
ありがとうございます。
↓は時崎さんのTwitterでのレビュー。
『現代将棋新定跡』の感想のような何か。いつもの。
— 時崎 (@tokizaki_nobbu) 2018年6月11日
本をレビューしようと思っても注目度が高いせいかTwitter上に有能な感想が既に山積みな上にあとがきでsuimonさん自身が的確なまとめしてるから私から言えることなんて何も無いっていうね!!
おもしろかった、です!!
買え!!!!!(ヤケクソ) pic.twitter.com/iSpMcRvGMF
書籍発売に関連して、小説家・ライターの橋本長道さんに私のインタビュー記事を書いていただきました。
インタビュー記事
コンピュータ将棋が変えた人生――「プロの先を行く研究」で知られるアマチュア・suimonに聞く情熱の源泉 (1/3) - ねとらぼ
また、多くの方が本の画像付きで「買ったよ」とツイートをして下さりました。
その中には棋書をたくさん収集しているいわゆる「棋書将」といった層の方も多く、
私の本が受け入れられたことが大変うれしかったです。
本の内容について
本の章の構成としては
第2章 角換わり▲4八金
第3章 雁木
第4章 相掛かり△7四歩取らせ
4つの章から成り立っています。
その中でも、第2章 角換わり▲4八金と第3章 雁木に多くの反響がありました。
中でも、第2章 角換わり▲4八金に関しては、本の発売一週間前に立て続けにプロ公式戦で本と同一の展開で進む対局が何局かありました。(将棋情報局さんのツイートで注目されました)
↓はそのツイートの一例。
驚きの△5四銀!が「あ~あの手ね」となる本、好評発売中です!!
— 将棋情報局編集部 (@mynavi_shogi) 2018年7月27日
コンピュータ発!現代将棋新定跡【棋譜ファイル付き】|将棋情報局 #将棋情報局 https://t.co/bjuNRGuq6g pic.twitter.com/hb94nUuy7s
現在、プロ間では角換わり腰掛け銀で▲4八金・△6二金の新型同型の将棋がかなり多くなっており、本書ではその展開が幅広く検討されています。
ご自身の対局以外にも、プロの対局の観戦ガイドとしても活用できる内容となっています。
また、雁木に関しても先後のパターン別に指し方を分類しており、ご自身の好きな指し方を選べる内容となっています。
最後に
執筆期間は、初めての書籍制作という経験がない作業だったので、時間はかかりましたが自分でも納得のいく一冊となりました。
また、次回作の構想もあるので、本の感想や要望等をメールやTwitterのダイレクトメッセ―ジでお待ちしております。
本の発刊や増刷に関して、関わって下さったすべての方に感謝します。
ありがとうございました。