コンピュータ将棋研究Blog

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10年ぶりの和歌山旅行記

はじめに

7/13~7/15の間に和歌山に行っていた。

和歌山を訪れるのは大学を卒業して以来、10年ぶりである。

その10年間の間に和歌山に行くことができなかったわけではないが、行く機会を逸していた。

今回の記事ではその3日間の間にあった出来事を振り返っていきたいと思う。

7/13(旅行1日目)

前日にホテル宿泊の予約はしており、この日は7時に最寄りの駅を出発した。

近鉄で鶴橋まで行き、天王寺から紀州路快速でJR和歌山駅へ。

JR和歌山駅についたのは10時30分頃。

意外に早く着けるものだ。

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周囲を見回してみても10年前と変わっていないところも多く、なんだか安心した。

駅地下のスペースや駅前のロッテリアはよく利用していた。

せっかくなので、JR和歌山駅から徒歩で歩いて散策することにした。

大学4年間の間でよく歩き回っていたので土地勘は忘れていないと思った。

卓球の大会で何度か利用した体育館、

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よく利用した食堂、

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他にも、美容室やコンビニなど街並みの8割型は変わっていなかったように思う。

なお、美容室のオーナーの方には挨拶をしにいき、私の方はよく覚えていたが、オーナーの方はさすがに私のことは覚えていなかったようだ。

それでも親切にこの10年間の周辺の変化を教えてくださった。

その後、かつて4年間住んでいたマンションへ。

ここに画像はさすがに載せられないが、かなり老巧化しており、またマンション全体をみても空き部屋が目立っていた。窓ガラスが割れている部屋もあった。

スマホでマンションについて調べてみると、家賃も相当下がっており、10年の歳月を感じずにはいられなかった。

そして、かつて通っていた通学経路を通って和歌山大学へ行くことにした。

大学は山の上にあったので、坂を登るのはなかなか大変である。

しかし、大学生の頃はこれが当たり前の日常だった。

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この日は小雨で、休日ということもありキャンパスに人は少なかった。

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キャンパスには猫もいて、これは10年前から変わっていない。

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在籍していた経済学部棟。休日のため中には入れなかった。

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私の在学時にはまだなかった観光学部棟。古風な感じの外観が印象的だった。

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最近、キャンパス内にコンビニができたようだ。昼食時の混雑には便利だろう。

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将棋部に関しての大きな看板があった。和滋戦と呼ばれる、和歌山大学と滋賀大学が各競技で対戦する行事があったが、今では将棋もその中の一つに入っているようだ。

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システム工学部棟。在学当時から外観がきれいな建物だった。

その後は体育館へ行き、一時期在籍していた卓球部の活動を見に行った。

https://wadaittc.wixsite.com/mysite

練習を見学させていただいたが、練習をしている人の中でなんとOBの方がいて、私のことを覚えてくださっていた。

しばし、昔話でなつかしんだ。

実のところ、大学を卒業してからはほぼ卓球はしていないが、在学中は熱心に練習していたのでやはり覚えてくださっていたようだ。

「当時はあれだけ熱心に練習してたからねー」という言葉が印象に残った。

ひと通り、大学内は回ったので満足し大学を後にした。

その後は本屋を回り、自著を探したが県内で一番大きな本屋に一冊なんとか残っていた。

こうして1日目は終了した。

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7/14(旅行2日目)

この日はアマチュア名人戦の和歌山県予選が開催されていたので、観戦しにいった。

今回の旅行のメインの目的である。

数日前に、この大会に出場する友人とLINEでやりとりして、その友人のこの大会に懸ける思いを聞いていたので、自分も見に行きたくなった。

そして大学時代にお世話になった方々に挨拶をしに行きたかったという面もあった。

http://wakayamashogi.web.fc2.com/seikikai/

名人戦予選の参加者は60人ということで代表1枠を勝ち取るのはなかなか厳しい道のりである。

私が和歌山にいた頃にもいた強豪の方々も多く参加していた。

結果は大学生の坂本さんが優勝し、アマ竜王戦とともに代表を決めた。

アマ竜王戦ではベスト8に入っていたので、アマ名人戦の全国大会でも活躍が期待される。

全体を見てもトーナメント戦はどの対局も熱戦が多く、レベルの高さを感じた。

私は午後から練習対局会に参加させていただいた。

どこの土地にいっても将棋の話題なら盛り上がれるので、その点はいい趣味だと常々感じている。

会場には途中で神崎八段も来場されていたので挨拶をした。

私のことを覚えていて下さっていたようで恐縮した。

大会後は、蕎麦屋で打ち上げに参加させていただいた。

大学将棋の思い出や、現在の将棋界の話題で盛り上がった。

そしてこの日は終了した。

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7/15(旅行3日目)

この日が和歌山旅行の最終日。

前日にお願いして午前中に岩出将棋教室の見学をさせていただくことになった。

岩出将棋教室のホームページ

http://wakayamashogi.web.fc2.com/isk/

私が和歌山にいた頃から親しくさせていただいている2人の方が主宰しており、もうすぐ教室が開講されてから7年間になるという。

数時間の間見学させていただいたが、子供たち相手に非常に丁寧な指導を行っており、局後の感想戦も丁寧だった。駒落ちは10枚落ちからでも可なので将棋のルールを知っているがしっかりした教室で学んでいきたいという方にお勧めである。

その後は最寄りの駅まで送っていただきお別れ。

またいつになるかはわからないが、和歌山に行きたいと思う。

その後は、行きはJRを利用したので帰りは南海電車で帰ろうと思い立った。

在学時はどちらかというとJRよりも南海を利用することの方が多かったからである。

南海和歌山市駅は現在リニューアル中ということで完成が楽しみだ。

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その後は電車を乗り継いで帰路に就いた。3日間、和歌山で回りたかった場所は大方回ることができて満足した。土地勘はまだあったようで道に迷うといったこともあまりなかったのが幸いした。

まとめ

もともと積極的に旅行をするようなタイプでもないので、なかなか和歌山に行くこともできていなかった。

よって10年もの歳月が経ってしまっていたわけだが、それでも今回重い腰を上げて和歌山に行くことができてよかったと思う。

嬉しかったことは、多くの方が私の自著「コンピュータ発!現代将棋新定跡」を購入してくださっていたことだ。

本来なら、発売直後の1年前に出向きたかったところではあるが、それでも嬉しかった。

趣味でつながりのある方達とは今後も緩やかではあるが交流を持ち続けていきたい。