映画「聖の青春」が公開されました。まだ私は観に行けてないですが、都合がつけば観に行きたいです。また来年には「3月のライオン」の劇場公開も決定しています。また、電王戦もあります。今将棋界は将棋ブームを引き起こすチャンスを迎えていると思います。今回はその辺りについて、今後の私の将棋界に対する願いを書いていきたいと思います。
①コンピュータ将棋へのさらなるスポットライトを
コンピュータ将棋は近年急速に力をつけていき、今もなお進化し続けています。その背景には開発者の方のたゆまぬ努力がある訳ですが、今までコンピュータの戦術面ではあまり焦点が当たってきませんでした。その流れを変えたのがTwitterでのmizumonさん(現、千田翔太五段)のツイートであったと思います。2014年11月頃から始まったfloodgateにおけるコンピュータ将棋の解説は私にとって大きな衝撃と感動でした。それまでの私はいわゆる将棋ガチ勢からは少し離れていました。みんなが同じような序盤の指し方に少々嫌気が指していたのも事実です。mizumonさんの紹介する将棋は新鮮味に溢れ、まるで新しい将棋を見ているようでした。そして、気付いたら私もsuimonというアカウントを作っていました。floodgateの将棋をアマチュアの視点で紹介していくと反響がありました。皆私のように新たな将棋を探し求めていたのかもしれません。そして今日まで活動をほぼ毎日続け、少しはコンピュータ将棋界に貢献できたと思っています。本当に毎日呟いていてもネタが途切れないんです。それくらいコンピュータ将棋は新発見をもたらしてくれるものです。今後もコンピュータ将棋にスポットライトが当たり続けることを願っています。
②新たな将棋ファンに興味を長く持ってもらう
最近では冒頭で述べたように将棋がメディアに注目される機会が増えてきました。このようなチャンスを逃したくはありません。その為にできることは将棋に興味を持ってもらい続けることだと思います。幸い、将棋は長く楽しめる趣味です。攻略法も日々変わり続けていて、飽きは来ません。新規の方に興味を持ってもらい続ける為には今、級位者の方の視点も大切です。正直言って私は約20年も将棋を見続けていており、最近将棋に興味を持った方へその魅力を伝えるにはあまりに将棋歴が離れすぎているかもしれません。将棋を始めてまだ数年の級位者の方、是非将棋の楽しみ方を伝えていってほしいです。ブログでもTwitterでもいいと思います。SNSを上手く使えば新規のファンも長く興味を持ってもらえると思います。
③既存のファンを取り込む
学生時代に将棋に熱中していたものの、社会人になって離れていく人は少なくありません。その理由はもちろん仕事が忙しく将棋に時間を割くことができないということが1番多いと思います。
しかし、そういった方に再度、将棋に興味を持ってもらうことは重要だと思います。
将棋の戦術の日々の進化や叡王戦、電王戦といった新たな棋戦に興味を持ってもらえればまた将棋に戻ってきてもらえると思います。
中には将棋にマンネリ感を感じ、離れていく人も多いのです。
将棋は日々進化し続けている事をわかってもらう。そのためには①で述べたコンピュータ将棋の戦術に興味を持ってもらうのも1つの方法です。今後はコンピュータ将棋の戦術の本が出てくる事も期待しています。まだまだコンピュータ将棋の戦術の認知度は低いです。ドワンゴによる様々な演出なども含めて、色々な角度から再度将棋に興味を持ってもらえればいいと思います。