2017年1月4日、SILENT_MAJORITYの最新版がまたしても公開された。
https://github.com/Jangja/silent_majority/tree/1.2
更新履歴を見ると、「やねうら王2017 Early」にて導入された、複数CPU搭載のときに全スレッドを使い切ることが出来るように対応したのとsf170102と書かれているので最新版Stockfishの更新が反映されたのだと思われる。(他にも改良箇所はあるようだ)
私は早速ダウンロードして、1.23を導入してみた。
まず、複数CPU搭載のときに全スレッドを使い切ることはちゃんと対応できているのを確認できた。
(詳細は過去記事参照)
http://www.fgfan7.com/entry/2016/12/05/214120
強さはまだはっきりとは分からないが、フリーソフトの中では最強クラスなのは間違いないと思う。
【角換わり▲4五桂速攻について】
— suimon (@floodgate_fan) 2017年1月4日
従来の定跡書では△6三銀型+△2二銀で対応すれば▲4五桂速攻は無理筋との見解でした。しかし、将棋ソフトの発達の影響もあり、最終図の△4四角に対して▲5二馬と差し違えれば先手も戦えるというのが発見でした。
(魔女1.23での検討。先手+236) pic.twitter.com/HppkoW4ttB
1/5 6:04現在、まだレートは付いていないが40cのSILENT_MAJORITY1.23がfloodgateでまだ無敗である。
導入方法だが、
SILENT_MAJORITY_◯◯.exeを浮かむ瀬のbinフォルダに入れて設定するか、
下図のように評価関数フォルダの名前を20161007にして構成するとOKだ。
しばらくはSILENT_MAJORITY1.23の話題が将棋フリーソフトでは中心になりそうである。