コンピュータ将棋研究Blog

Twitterアカウントsuimon@floodgate_fanによるコンピュータ将棋研究ブログです。

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【コラム】将棋クエストの話

昔はネット将棋と言えば将棋倶楽部24が1強の時代が長らく続いていた。

しかし、近年に入ってから多くのネット上で対局できるサイトが出てきている。

その多くの対局サイトの中で私が最も多く指したのが将棋クエストである。

今回はその将棋クエストでの思い出話しをしていきたい。

・「クエストやろうぜ」

それはほんのささいなメールのやり取りから始まった。大学時代に知り合った将棋友人からある一通のメールが届いたのだ。「将棋クエスト?」私は初めて聞くそのサイト名にしばし興味を持った。調べていくうちに2分切れ負けというルールで指せることがわかり、なかなか面白そうだなと思った。

そして気付いたらアカウントを作り指していた。

・合計対局数は3000強

私が将棋クエストにアカウントを登録したのはそれなりに初期の頃だった。よって利用者も今のように多くはなく、レーティングも2100点勝率8割はあればかなり上位ランキングに入れていた。(今は登録者の増加によるレートのインフレ化が進み、2分ランキングのトップ100に入るには2365点が必要)

将棋クエストの良いところは

・グラフィックが綺麗

・シンプルなサイトデザイン

・3つの中から自分の好きな持ち時間を選べる

・自動マッチングでテンポよくさせる

といったことが挙げられると思う。

私も熱中し、2分切れ負けでは合計3000局以上指した。

最近パッタリ指さなくなったので「あれだけ熱心にやっていたのに何でやらなくなったのか?」と言われたこともある。将棋クエストには大変お世話になったし、非常に感謝している。短い持ち時間で新たに習得した戦法を何度も試してみたり、レーティング、段位やランキングが上がるのが楽しみだったりした。比較的、対戦する方も被ることが多いので戦法選択などの駆け引きも面白い要素の1つだった。正直に言って対戦成績でかなり分が悪かった方もいる。(おそらくアマチュア強豪か奨励会員の方だと思っている。)また、将棋クエストを通じて知り合った方とTwitter上で交流する事もあり、楽しいひと時だった。今は違う勉強法やトレーニングを模索しているので将棋クエストから離れているが、また必要に迫られたら将棋クエストに復帰してみたいと思っている。