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コンピュータ将棋研究Blog

Twitterアカウントsuimon@floodgate_fanによるコンピュータ将棋研究ブログです。

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技巧の終盤術

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Gikou_20151122 vs. ycas (2015-11-29 15:30) http://wdoor.c.u-tokyo.ac.jp/shogi/view/2015/11/29/wdoor+floodgate-600-10+Gikou_20151122+ycas+20151129153009.csa

今回は技巧の終盤力の高さを紹介したい。

f:id:fg_fan7:20151208213243j:plain

図の局面、先手玉は相当に迫られているが、まだ詰まない形である。

よってここから後手玉に迫っていく。

(上図からの指し手)

▲3二金    △1二玉 ▲3三金    △同 金    ▲4五角(下図)

f:id:fg_fan7:20151208213646j:plain

ここからの技巧の寄せが素晴らしかった。

(上図からの指し手)

△2三銀    ▲3四銀打  △2二金
▲2三銀成  △同金寄    ▲3二銀打  △3三金打  ▲2三銀成  △同金上
▲3四金    △2二銀    ▲3三金    △同 銀    ▲2三角成  △同 玉
▲3四金    △同 銀    ▲同銀成    △同 玉    ▲5四龍    △4四金
▲4五銀    △2三玉    ▲3四金    △1二玉    ▲4四龍(下図)

金銀を何度も打ち替え、相手の駒の連携が一番悪くなったときに、

角を切って決めにいった。

f:id:fg_fan7:20151208213856j:plain

以下は△8七歩成とするも先手が余した。

先手玉はどれだけ駒を渡しても詰まないZに近い形だからこのような寄せが成立したと言える。コンピュータらしい見切りの良さが光った終盤術と言えるのではないだろうか。