Apery_3930K_6c vs. NineDayFever_XeonE5-2690_16c (2014-04-27 03:30) http://wdoor.c.u-tokyo.ac.jp/shogi/view/2014/04/27/wdoor+floodgate-900-0+Apery_3930K_6c+NineDayFever_XeonE5-2690_16c+20140427033008.csa
本局はApery対NDFの将棋で6手目に△3二飛と回り、三間飛車に。以下相穴熊に進む。
本局の第一のポイントは▲5八飛。中央から突破を狙った。
(上図からの指し手)
△同 歩 ▲同 銀 △同 銀 ▲同 角 △5二飛 ▲3三角成 △5八飛成 ▲同金寄 △3三桂 ▲4四角(下図)
本譜の順は大駒総交換の大乱戦である。どちらかが倒れていてもおかしくはない将棋だ。最終手の▲4四角は攻防に効く好手。
(上図からの指し手)
△5七歩 ▲6八金寄 △3九飛 ▲3一飛 △6一金左 ▲5二歩(下図)
以下進んで51手目の▲5二歩打も手筋の一着。
この将棋は参考になる攻め筋が多い。
この後、歩で囲いを崩しあって、桂香を拾いあう。
(上図からの指し手)
△5八歩成 ▲同金上 △2九飛成 ▲3三角成 △5二金 ▲1一飛成 △1九龍 ▲8六香(下図)
▲8六香は一回打ちたい一手。ここでの先手Aperyの評価値は302と先手がややリード。
本譜は上図から
△6一香 ▲5三歩 △同 金 ▲7二銀
(下図)
5三に歩を打ってから、▲7二銀
が豪快な一手。これはさすがにNDFも読んでいなかった。
以下も熱戦が続き、最後はAperyが勝利した。
相穴熊らしい応酬が続いた好勝負だった。
相穴熊の基本的な手筋も随所にみられる将棋なので是非一からこの将棋を見てもらいたい。
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