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コンピュータ将棋研究Blog

Twitterアカウントsuimon@floodgate_fanによるコンピュータ将棋研究ブログです。

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ponanza流次の一手問題集➀

floodgate ponanza流

はじめに

今回の記事には次の一手問題を出題するために、ある仕掛けがなされている。

↓の表示するボタンをクリック(タップ)してみてほしい。

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テスト

このように答えを隠す仕掛けを実装することができた。

この仕掛けを使って今回から不定期で次の一手問題を出題していきたいと思う。

今回の仕掛けの実装には↓の記事を参考にさせていただいた。

www.yukihy.com

ではさっそくはじめていきたいと思う。

第1問

ponanza-990XEE vs. PuppetMaster (2013-01-14 22:30)

f:id:fg_fan7:20170218125347p:plain

ponanza先手で相矢倉から先攻した将棋。

上図はPuppetMasterが△2三歩と打ち、馬取りを催促した局面。

ここで攻めの継続を図る手段は?

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【第1問解答】▲3三歩(解答図)

f:id:fg_fan7:20170218132001p:plain

馬を逃げずに▲3三歩と打つのが攻めの継続を図る好手。

実戦は以下、△同 桂 ▲同 馬 △同 金 ▲4五桂 △4四銀打 ▲3三桂成 △同 銀 ▲5四金(下図)

と進み、攻めが繋がった。

f:id:fg_fan7:20170218132129p:plain

第2問

ponanza-990XEE vs. BlunderXX_4c (2013-01-14 22:00)

f:id:fg_fan7:20170218140627p:plain

ゴキゲン中飛車対丸山ワクチンで始まった将棋で終盤の局面。

後手が△5二金と飛車取りに金を引いたところだ。

ここで強手がある。

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【第2問解答】▲8三銀(解答図)

f:id:fg_fan7:20170218141143p:plain

玉頭に▲8三銀と放り込んだのが強手となった。

これに対して、△同金なら▲5二飛成がぴったりになる。(△同銀には▲7二金まで)

実戦は、△同 玉 ▲8一飛成 △7三玉 ▲6一銀 △8二金打
▲7二銀成 △同 金 ▲7五歩 △8三銀 ▲7四歩 △同銀左 ▲7五桂

(下図)と進み、先手が押し切った。

f:id:fg_fan7:20170218141456p:plain

第3問

ponanza-990XEE vs. Mark.07 (2013-01-15 19:30)

f:id:fg_fan7:20170218142419p:plain

後手の一手損角換わりから先手が棒銀で仕掛けた将棋の中盤の局面。

ここで攻めの継続を図る好手がある。

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【第3問解答】▲5五桂(解答図)

f:id:fg_fan7:20170218142957p:plain

▲5五桂がぴったりの一手だった。△同銀は▲4三馬、△4二金は▲2五馬がある。

実戦は△3二飛成と最善を尽くしたものの

以下、 ▲4三桂不成△同 銀 ▲5一馬 △4一桂 ▲4二香 △同 龍
▲2一金 △3二玉 ▲2二金 △3三玉 ▲2三金 △同 玉 ▲4二馬

(下図)と進み、先手勝勢となった。

f:id:fg_fan7:20170218143339p:plain

第4問

ponanza-990XEE vs. Mark.07 (2013-01-15 11:00)

f:id:fg_fan7:20170218144452p:plain

後手の一手損角換わりから相腰掛け銀になり、先手が先行した将棋。

図の局面は先手から攻めの糸口がないようだが、よく見ると攻めを継続する手順がある。考えてみて欲しい。

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【第4問解答】▲7一銀(解答図)

f:id:fg_fan7:20170218144911p:plain

▲7一銀が後手陣一瞬の隙を見逃さない一手だ。

△9二飛なら▲8三角、△8四飛なら▲8二角で攻めが続く。

本譜は△8一飛 ▲6一角 △6三銀 ▲5二角成 △同 銀 ▲8二金 △7一飛 ▲同 金 △7五歩 ▲7二飛(下図)と進み、先手優勢となった。

f:id:fg_fan7:20170218145532p:plain

第5問

ponanza-990XEE vs. kuma2_test_nomate_1c (2013-01-15 16:00)

f:id:fg_fan7:20170218150617p:plain

居飛車対振り飛車の対抗形からponanzaが力戦で戦った将棋で終盤の局面。

ここで攻めの急所となる一手がある。

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【第5問解答】▲8四歩(解答図)

f:id:fg_fan7:20170218150816p:plain

▲8四歩が盤上この一手となる急所の攻めとなった。

これに対して△同歩と取ると、▲8三歩の追撃が厳しい。

本譜は△6一金 ▲8三歩成 △同 金 ▲1一龍 △1九馬 ▲8四歩 △同 金 ▲8七香 △8五歩 ▲同 香 △同 金 ▲8三歩 △同 玉 ▲8五桂(下図)と進み、寄り形となった。

f:id:fg_fan7:20170218151128p:plain

第6問

ponanza-990XEE vs. kuma2_test_nomate_1c (2013-01-15 08:30)

f:id:fg_fan7:20170218151622p:plain

後手の右玉に対して先手が速攻をしかけた将棋の中盤戦。

先手の▲8八角が現状、壁角になっているためここで何かひねり出さなければ先手が苦しくなりそうだ。ponanza流の一手は?

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【第6問解答】▲8二銀(解答図)

f:id:fg_fan7:20170218152100p:plain

▲8二銀が豪快な一手。△同飛なら▲4一飛成が次の▲7一角をみて厳しい。

また、△3一飛、△2一飛なら▲3四飛と寄っておけば▲8二銀のくさびが残るので成功と言える。

本譜は△4四金 ▲8一銀不成△2八飛 ▲6八金 △4二金左 ▲8二角 △2九飛成 ▲9一角成 △1九龍 ▲9二飛 △7二香▲8二馬 △6一銀 ▲9一飛成 △4九龍 ▲8六香

(下図)と進み、右玉の攻略に成功した。

f:id:fg_fan7:20170218152652p:plain

まとめ

今回は2013年1月にfloodgateで指されたponanzaの将棋から6局をピックアップし、次の一手問題として出題した。

この頃のponanzaは今とは序盤の指し方は違うが、攻めの鋭さは相当のものである。

筋が大変よい将棋で参考になるものが多い。

また折を見て紹介していきたいと思う。

また、今後はこのような次の一手形式の記事をponanza以外のソフトでも紹介していけたらなと考えている。

【1からわかる】将棋ブログ作成ガイド

Blog運営 コラム

今回は将棋ブログの基本的な作成方法について1から説明していきたいと思います。

まずはブログサービスを選ぼう

私ははてなブログを利用していますが、今のところ特に不満はありません。

無料ブログでは1番いいと思っています。

参考記事

しかし、livedoorブログも評判は悪くないです。

そして、初めから自由にブログを作り込みたい人はWordPressがいいでしょう。

(無料ブログはそれぞれある程度制限があります)

将棋ブログを書く際にあると便利なもの

個人的にはこれらは必需品です。

「局面図の作成に」

局面図作成

局面図作成

・棋泉 for Win

棋泉 for Winの詳細情報 : Vector ソフトを探す!

「棋譜の題材探しに」

・柿木将棋Ⅸ+kifubase

柿木将棋IXの詳細情報 : Vector ソフトを探す!

棋譜の管理
棋譜管理ツール「棋譜の管理」

将棋ウォーズ棋譜ダウンローダー
将棋ウォーズ棋譜ダウンローダー Wiki - OSDN

・メモ帳(おそらく初めからパソコンにインストールされてます)

「棋譜抽出に」

・将棋ウォーズ棋譜検索β

将棋ウォーズ棋譜検索β

・floodgate

コンピュータ将棋対局場

「テーマ執筆の局面検討用に」

・ShogiGUI

ShogiGUI - コンピュータ将棋

・上位フリーソフト+なのは詰め

ShogiGUI engine

 

私はこれらのツールがあれば基本的に執筆には困りません。順に説明します。

+++++++++++++++++++++++

ツールの具体的な使用方法

「局面図作成に」

・局面図作成

将棋の研究記事や紹介記事を書く際、やはり局面図があると記事が読みやすくなります。

GUIや将棋アプリのスクリーンショットの貼り付けでもいいのですが、個人的には白黒が基調の局面図がシンプルで記事の内容が頭に入りやすいです。

ネット上にはいろいろな局面図作成ツールがありますが、私はこの局面図作成が1番見やすいです。

最終手のカラー色と太字での強調もそうですし、上部の表記方法など、細かいカスタマイズも可能です。

しかし、個人的に惜しいのが、成銀、成桂、成香の表記。

それぞれ全、圭、杏と表記されますが、少しわかりにくいです。

そこで主に終盤で成銀、成桂、成香が出てくる局面の場合は、

・棋泉 for Winを使うように最近変えました。

棋泉なら成銀は成銀とそのまま表記されます。(成桂、成香も同様)。

しかし、最終手のカラー色と太字強調はデフォルトではないのでご注意を。

ちょっとしたこだわりですが、読者が少しでも読みやすくなるようにとの配慮でこのようにしました。

「棋譜の題材探しに」

・柿木将棋Ⅸ+kifubaseは有料ですが、あると非常に便利です。

主に題材となる棋譜を探すのと特定局面を検索すること、後は局面図作成の際の局面のコピー、棋譜のコピー、棋譜形式の変換(CSA→KIFやCSA→KI2など)に使用しています。

参考記事

・棋譜の管理は戦術の詳細な判定が自動的にされるため、特定テーマの棋譜を集中して見たいときに重宝します。

フリーソフトなのでダウンロードしておきましょう。

・将棋ウォーズ棋譜ダウンローダーは特定ユーザーの将棋ウォーズの棋譜を一括ダウンロードできる便利なフリーソフトです。

・メモ帳は棋譜の指し手を抽出する際に役に立ちます。

具体的な方法を紹介すると、柿木将棋ⅨからKI2形式で棋譜をコピーし、メモ帳にそのまま貼り付けると後々の作業がスムーズになります。

その他のメモ帳の利用方法としては、執筆内容の大まかな概要をまとめる際にも利用しています。

「棋譜抽出に」

・将棋ウォーズ棋譜検索βは将棋ウォーズの棋譜リンクを作成するために利用しています。

条件を選択して検索すると題材にしたい将棋を見つけ出すことができます。

同様に・floodgateもコンピュータ将棋の棋譜リンクを作成するために利用します。

「テーマ執筆の局面検討用に」

・ShogiGUIは全体的にとても優れたGUIです。

特に将棋検討用に適しています。

継ぎ盤や特定局面からの連続対局が便利ですね。

その他も局面ぺディアでの検索など機能が豊富です。

執筆したいテーマについてソフトで検討したい時にとても役にたつでしょう。

・上位フリーソフト+なのは詰めはShogiGUIを利用する際には必ず入れておきましょう。

2017/2/15時点では、技巧、浮かむ瀬、真やねうら王、SILENT_MAJORITY1.23、読み太2.03がオススメです。

最後に

今回は将棋ブログ執筆の際にあると便利なソフトやツールを紹介しました。

これらのソフトを開発してくださった開発者の方に感謝します。

これらのソフトとツールを駆使すればきっと将棋ブログを書く際にかなりの手助けになるでしょう。

そして、記事の内容に関しててですがこれは書き手の工夫しだいです。

例えば「将棋世界」で連載されている「イメージと読みの将棋観」を見てもわかりますが、同一局面でも書く人によって見解が異なるのは当たり前なのです。

それくらい将棋というゲームは奥が深いものだと思っています。

今回の記事で私は将棋ブログ導入の道案内は出来たと思います。

しかし、その道の具体的な進み方はブログを書いている、またはこれから書きたいと思っているあなた次第です。

十人十色、様々な興味深い将棋ブログが見れるようになる事を願っています。

+++++++++++++++++++++++

オススメのWebライティング書籍

そうは言っても「文章を書くのが自信がない」という方もいるかもしれません。

そういう方にオススメなのがこの本です。

沈黙のWebライティング ?Webマーケッター ボーンの激闘?〈SEOのためのライティング教本〉

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 比較的、最近出版された本です。

内容はマンガのようなストーリー形式になっていてサクサクと読み進めることができます。

読書の共感を呼ぶライティングスキルの方法が楽しく学べる内容となっています。

是非チェックしてみてください。  

【コラム】まだ棋譜の著作権で消耗してるの?

コラム

最近、私は将棋以外のジャンルで有名なブログをよく読んでいる。

その中でも有名ブロガーで、ズバズバと核心をついた物言いをするイケダハヤトさんのブログ、Twitterは特にチェックしている。

ブログ

まだ東京で消耗してるの?

Twitter

https://twitter.com/ihayato

著書 

武器としての書く技術 (中経出版)

武器としての書く技術 (中経出版)

 

今回のタイトルはイケダハヤトさんのブログタイトル「まだ東京で消耗してるの?」のオマージュ(イケダさんは高知県在住)で

「まだ棋譜の著作権で消耗してるの?」

という名目で棋譜の著作権について語っていきたいと思う。

・そもそも棋譜の著作権って本当のところどうなの?

私がブログで取り上げる棋譜は、将棋ウォーズが6割

floodgateが3割、プロ棋譜が1割といったところだ。(目測なので非常にアバウトだが)。

そう、プロの棋譜の割合が全体でかなり低いのだが、それには理由があってプロの棋譜はブログで取り上げにくいのである。

なぜならプロの棋譜の著作権についてハッキリとよくわからないから。

「ブログに全棋譜を載せていいのか?」とか「解説を載せるのは駄目みたいだけど」みたいなぼんやりとした認識しかないのだ。

本当によくわからないから、Googleで「プロ 棋譜 著作権」でググってみた。するとやねうらおさんのブログ記事がトップでヒットした。

将棋の棋譜には著作権は存在するのか? | やねうら王 公式サイト

この記事のコメント欄にあった記述が、

有料で提供されている棋譜に関して、
一人の弁護士は「棋譜自体に著作権はないが、付随する解説やコメントには発生する」としていました。

https://www.bengo4.com/houmu/17/1263/b_383492/

となっていた。(残念ながらリンク先の弁護士の回答は会員登録をしないと見れなかった。)

次にGoogleでヒットしたサイトが、

日本将棋連盟による「棋譜の著作権」の主張について - 勝手に将棋トピックス

プロの棋譜の著作権についてかなり詳しく考察されている。

その中で、日本将棋連盟のスタンスは

日本将棋連盟が公式サイト(shogi.or.jpドメイン上)で「棋譜の著作権」について言及したことはこれまで一度もありません。

とのことでやはり不透明。

西尾六段は以前に

西尾明 on Twitter: "@miyamotometi もちろん指し手に著作権はありません。ただ、新聞掲載以前の棋譜等には敏感なところもあります。"

西尾明 on Twitter: "あ、つまり指し手の著作権はないですが、棋戦や対局者を明記した棋譜全体に著作権が存在する可能性は考えてよいと思います。ちなみに対局の翌日に全棋譜をつぶやいたら、あとで怒られそうですw"

と呟いている。

要するに新聞掲載との兼ね合いのある棋譜を新聞掲載前に載せるのはグレーゾーンということなのだろう。

・ブログ(ネット)にどこまで載せていいのか

さて、難しい話である。

私もプロの棋譜で「この将棋は是非ともBlogで紹介したい」と思う時がある。

実際、そういった将棋の局面図を掲載したこともある。

しかし、連盟モバイルアプリに掲載された棋譜をそのまま全て載せるのはためらわれた。

よって急所の部分のみの記載にとどめ、「全棋譜は連盟モバイルアプリで確認して下さい」と書くことにした。

ネットで無料で公開されている棋譜に関しては、指し手の流れをfloodgateや将棋ウォーズの棋譜のように詳しく紹介した。これはネットで公式に総棋譜が公開されているので問題ないと判断したからだ。

このようにプロの棋譜はアマチュア将棋ライターにとって非常にデリケートな存在なのである。

・日本将棋連盟は公式見解を表明してほしい

これからの時代、現在進行形でSNSはどんどん普及していくので、一般人が情報を発信する機会はますます増えていくことが考えられる。

一度、日本将棋連盟はプロの棋譜の著作権についての公式見解をHPに載せてほしい。

「あくまでTwitter機能のみはOKで、モバイルアプリの画面のスクリーンショットは禁止」など具体的に言ってくれればみんなそれに従ってSNSを利用すると思う。

またブログやその他のサービスでの扱いもルールが決まればルール通りにしていくだろう。

とにかく今のままでは個人の判断で決まるのでスッキリしないのだ。

もう棋譜の著作権で精神を消耗したくはないのである。

 

【相居飛車の秘策】ponanza流△7四歩取らせ戦法➀

ponanza流 序盤

近年、コンピュータ将棋は従来には考えられなかった序盤戦術を開拓している。

特にponanzaは「ponanza流」と呼ばれる素晴らしい発想の序盤戦術を多く生み出している。

↓ponanza開発者、山本一成さんによる参考記事

ascii.jp

今回、私が取り上げる△7四歩取らせ戦法はまさに「ponanza流」といったものである。

今までの常識ではありえないといっていいこの作戦。

じっくり調べていこうと思う。

ponanza流△7四歩取らせ戦法の概要

△7四歩取らせ△8五歩型

(初手からの指し手)

▲7六歩 △8四歩 ▲2六歩 △7二銀 ▲2五歩 △3二金 ▲7八金 △8五歩 ▲7七角 △7四歩 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △2三歩 ▲7四飛(下図)

f:id:fg_fan7:20170212141312p:plain

 15手目にして後手1歩損&先手のみ2筋の歩を切るというこの作戦。

後手にとっていいところが何一つないようだが、対策を知らない相手にはいきなり有利に持ち込める変化もある

(上図からの指し手)

△7三銀 ▲7五飛 △6四銀 ▲2五飛 △3四歩 ▲6八銀 △7七角成 ▲同 桂 △1四角

(下図)

f:id:fg_fan7:20170212141758p:plain

角交換をしてこの△1四角が狙いの筋である。

ここで▲4五飛なら△3三桂▲4六飛△5五銀でやはり△4七角成が受からない。

私はネット将棋でこの戦法を何度も指しているが、この筋にハマルことは案外多い。

序盤早々で馬を作ることが出来れば大成功だろう。

参考棋譜①(↑の将棋)

将棋ウォーズ棋譜(nagaoneko六段対2016Pona九段)

参考棋譜②

将棋ウォーズ棋譜(pona_children4級対2016Pona九段)

f:id:fg_fan7:20170212142742p:plain

参考棋譜③

将棋ウォーズ棋譜(akari2010五段対2016Pona九段)

f:id:fg_fan7:20170212144642p:plain

△7四歩取らせ△8四歩型

将棋ウォーズ棋譜(futossy五段対2016Pona九段)

(初手からの指し手)

▲2六歩 △8四歩 ▲2五歩 △3二金 ▲7八金 △7二銀 ▲7六歩 △7四歩 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △2三歩 ▲7四飛(下図)

f:id:fg_fan7:20170212143431p:plain

ponanzaはこの△7四歩取らせ戦法をもちいる際に、ビミョーに指し方を変えている。

具体的には後手の飛車先の歩が8三か8四か8五の場合があるのだ。

今回は△8四歩型だが、これがどう出るか。

(上図からの指し手)

△7三銀 ▲7五飛 △6四銀 ▲2五飛 △8五歩 ▲6六歩 △8六歩 ▲同 歩 △同 飛 ▲8七歩 △8二飛 ▲6八銀 △4一玉 ▲4八玉 △3四歩 ▲3八玉 △5二金
▲2八玉 △4四角(下図)

f:id:fg_fan7:20170212143910p:plain

タイミング遅れての△8五歩に先手は歩を切らすのを受けなかった。

これを見て後手も8筋の歩を切る。上図は一局ながら、後手の6四の銀が好位置なため、満足な序盤の分かれとなった。

参考棋譜

将棋ウォーズ棋譜(chanriri四段対2016Pona九段)

f:id:fg_fan7:20170212144420p:plain

△7四歩取らせ△8三歩型

将棋ウォーズ棋譜(pikachu_of_ks24級対2016Pona九段)

(初手からの指し手)

▲2六歩 △3二金 ▲7六歩 △7二銀 ▲2五歩 △7四歩 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △2三歩 ▲7四飛(下図)

f:id:fg_fan7:20170212145348p:plain

後手が飛車先の歩をひとつも伸ばさずに7四の歩を取らすパターン。

(上図からの指し手)

△7三銀 ▲7五飛 △6四銀 ▲2五飛△8四歩 ▲6八銀 △3四歩 ▲7七銀 △8五歩 ▲7八金 △4二玉 ▲4八銀 △4四角 ▲5八金 △2二銀 ▲6六歩 △3一玉 ▲5六歩 △5四歩▲5七銀 △5五歩 ▲6七金右 △5六歩 ▲同 銀 △5五歩 ▲6五銀 △同 銀 ▲同 歩 △5六銀(下図)

f:id:fg_fan7:20170212145604p:plain

この場合、先手は矢倉を選択することができるが、それは後手の望むところ。

後手は囲いもそこそこに5筋から速攻を仕掛ける。

矢倉は手数が掛かる割には堅くないので、このような速攻が効果的になる。

参考棋譜

将棋ウォーズ棋譜(pagagm六段対2016Pona九段)

f:id:fg_fan7:20170212145946p:plain

先手番▲3六歩取らせ

将棋ウォーズ棋譜(2016Pona九段対Eminemnem六段)

(初手からの指し手)

▲2六歩 △3四歩 ▲2五歩 △3三角 ▲3八銀 △8四歩 ▲9六歩 △8五歩 ▲7八金 △3二金 ▲3六歩 △8六歩 ▲同 歩 △同 飛 ▲8七歩 △3六飛(下図)

f:id:fg_fan7:20170212150229p:plain

この戦法は主に後手番で使われるが、先手番でも応用が可能だ。

先手番の場合、▲9六歩と端歩が入っている場合が多い(もしくは▲1六歩。)

ちなみに、本譜の▲8七歩で▲3七銀と指しておけば3筋の歩は取られることはない。

(▲9六歩が突いてあるため。後手番だと端歩が突いていないので角頭に歩を打たれて、角が詰む。)

しかし、ponanzaはあえて、3筋の歩を取らせることが多い。

おそらく歩を取らせても十分戦えると考えているからだろう。

(上図からの指し手)

▲3七銀 △3五飛 ▲6九玉 △8五飛 ▲4六銀 △4一玉 ▲6八銀 △6二銀 ▲7六歩 △4二銀 ▲7九玉 △5一金 ▲3七桂 △4四歩▲5八金 △4三銀 ▲6六歩 △4二金上 ▲6七銀 △3一玉 ▲7七角 △9四歩 ▲5六歩 △6四歩 ▲6八角 △6三銀 ▲5五歩

(下図)

f:id:fg_fan7:20170212150753p:plain

本譜はじっくりした戦いになった。このように、このponanza流は激しい変化もあれば、おだやかな変化もある。まさに変幻自在、相手の指し方を見て作戦を柔軟に切り替える姿勢が必要になってくる。

参考棋譜①

将棋ウォーズ棋譜(2016Pona九段対Seymour六段)

f:id:fg_fan7:20170212151119p:plain

参考棋譜②

将棋ウォーズ棋譜(2016Pona九段対supercar五段)

f:id:fg_fan7:20170212151311p:plain

参考棋譜③

将棋ウォーズ棋譜(2016Pona九段対payday三段)

f:id:fg_fan7:20170212151522p:plain

まとめ

ponanza流△7四歩取らせ戦法はこんな人におススメです!

まだ未開拓の戦法を指してみたい人

(既存の定跡はつまらないという人)

・後手番の戦法に悩んでいる人

(角換わりは▲4五桂速攻が嫌だし…)

・ponanza流を極めたい人

(ponanza流は対振り銀冠穴熊だけではない!)

次回は未定…です。

【コラム】30歳になって心境に変化があった

コラム

たまには雑記的な記事も書こうと思う。

私は昨年の12月に30歳になった。

別に歳を食ったからという訳ではないが、最近自分の中で心境に変化が起こりつつある。

今まではとにかく将棋の大会で結果を残したいという気持ちが強かったが、最近ではブロガーとして成功を収めたいという気持ちのほうが強くなってきているのを自分自身で感じている。

それは昨年末にGoogle AdSenseに合格してブロガーとしての基盤ができたのも大いに影響している。

ブログを極めようと思ったらやりたい事・覚えなければいけない事がどんどん増えていった。

SEO(検索エンジン最適化)、Webライティング、コピーライティング、Webマーケティング、マネタイズ、デザインのカスタマイズ…など、新たな事を勉強していくのが楽しい。

例えるなら将棋の新たな定跡を習得していく感覚に近いだろうか。

ふとしたキッカケで始めたTwitter、そしてTwitterや動画でやってきた事をまとめるために始めたブログで今こうやって、新たな挑戦ができていることに充実感を覚えている。

私の20代(特に前半)は努力の方向性が間違っていたなと今にして思う。

もっと早く今の活動を始めていれば…と思わなくもないが時代の流れもあったしそこは仕方ない。

今の世の中は頑張れる道さえ見つけられれば先が開けていくものなのかもしれない。

ただ、その道を見つけるのはそんなに簡単ではない。

いつもと違うネットのサイトを見てみるとか、今まで読んだ事のないジャンルの本を読んでみるといった事がキッカケとして起こりうるかもしれない。

とにかく諦めない事、それにつきると思う。