2017-01-01から1年間の記事一覧
はじめに 「―の戦いの絶対感覚」シリーズは河出書房新社から1999年~2003年の間に発刊され好評を博した。 ラインナップは、発刊順に 佐藤康光の戦いの絶対感覚 (最強将棋塾) 森内俊之の戦いの絶対感覚 (最強将棋塾) 羽生善治の戦いの絶対感覚 (最強将棋塾) …
コンピュータ将棋に関する最新情報のまとめ SILENT_MAJORITY1.24公開 https://github.com/Jangja/silent_majority/tree/1.2 1.23からの主な変更点は sf170225、ストックフィッシュの最新版を反映している。 導入方法はSILENT_MAJORITY_◯◯.exeを浮かむ瀬の実…
はじめに ponanza次の一手シリーズの第二弾。 ↓前回 www.fgfan7.com 出題形式は前回と同じである。ではさっそく始めていきたい。 第1問 BlunderXX_4c vs. ponanza-990XEE (2013-01-16 22:00) 先手四間飛車、後手居飛車穴熊の将棋で後手優勢で迎えた終盤の局…
はじめに 今回の記事には次の一手問題を出題するために、ある仕掛けがなされている。 ↓の表示するボタンをクリック(タップ)してみてほしい。 表示する テスト このように答えを隠す仕掛けを実装することができた。 この仕掛けを使って今回から不定期で次の…
今回は将棋ブログの基本的な作成方法について1から説明していきたいと思います。 まずはブログサービスを選ぼう 将棋ブログを書く際にあると便利なもの ツールの具体的な使用方法 最後に まずはブログサービスを選ぼう 私ははてなブログを利用していますが、…
最近、私は将棋以外のジャンルで有名なブログをよく読んでいる。 その中でも有名ブロガーで、ズバズバと核心をついた物言いをするイケダハヤトさんのブログ、Twitterは特にチェックしている。 ブログ まだ仮想通貨持ってないの? Twitter https://twitter.co…
はじめに 近年、コンピュータ将棋は従来には考えられなかった序盤戦術を開拓している。 特にponanzaは「ponanza流」と呼ばれる素晴らしい発想の序盤戦術を多く生み出している。 ↓ponanza開発者、山本一成さんによる参考記事 ascii.jp 今回、私が取り上げる△…
今回の記事ではスマホ版真やねうら王に新たな定跡を入れる方法を紹介します。 真やねうら王に後手番ノーマル四間飛車を指させるのを目標とします。 ※まず、ShogiDroidにすでに真やねうら王がダウンロードされて使える状態になっている事を前提として話を進め…
三浦九段に対する新たな情報が次々と入り始めてきている。 はてなブックマーク1000以上の↓のエントリーは必読の内容。 ironna.jp 私は三浦九段に対しての現在進行形の話題には触れない。 (他に適任者がいると思うので) 今回の記事ではタイトルのように…
要望があったので記事としてまとめておきます。 ※今回の記事は全てスマホのみの操作での導入を想定しています。 ①まず、https://www.axfc.net/u/3766354から Apery-cus_0.02.zipをダウンロード。 ②Apery-cus_0.02.zipを解凍。 すると、Apery-cus_0.02という…
はじめに 前回の続き www.fgfan7.com 前回の最後に下図の形が有力と書いたがこれを「片連盟美濃」と呼ぶことにする。
はじめに まず「連盟美濃」と呼ばれる囲いから説明したいと思う。 発端は日本将棋連盟のHPに掲載された、将棋コラムの画像から始まった。 www.shogi.or.jp ※現在画像は修正済み。 2月2日の日本将棋連盟のコラム「美濃囲いの崩し方Vol.4」の画像に現れた囲い…
角換わり腰掛け銀における表記の形からの仕掛けは2016年後半に大きく流行した。 ↓前回記事 最近では先手がこの形を避けて、同型の▲4八金、2九飛型に組む形に関心が多く集まっているのを感じる。 しかし、前回記事にした▲5八金型からの▲6五同銀の切り返しには…
今回は将棋に関するブログを開始したいと考えている人向けに、おすすめのブログサービスを紹介したいと思います。 それはズバリはてなブログです。 hatenablog.com おすすめ理由その① 記事が書きやすい 記事を書く編集画面は非常にシンプルです。 編集モード…
筋違い角について まず今回の記事を執筆するにあたって、筋違い角戦法についての書籍、ネット上の記事をたくさん読んでみた。 そして調べるうちにこの戦法はとても奥が深いことがわかってきたので記事にすることにした。 まずは筋違い角戦法に関しての現状認…
例の騒動もほぼ全容が明るみになりだしてきたが、そもそものことの発端は将棋ソフト「技巧」の不正利用が疑われたものだった。私は今回、技巧の歴史について改めて調べてみることにした。 今までの「技巧」の軌跡をたどっていきたい。 「技巧」初見参 第22回…
Android端末で動作する将棋用GUIのShogiDroid、 http://shogidroid.siganus.com/ の登場により、手軽にコンピュータ将棋を使っての検討、対局ができるようになった。 今回はそのShogiDroidを使うにあたって、2017年上半期(1月~6月)にかけておススメのスマ…
本書は人工知能である「コンピュータ将棋」と史上最強の将棋のプロ棋士との勝負をメインテーマとした小説である。 世界的AI研究者である相場俊之と7冠最強棋士の取海創が主人公となり物語は進んでいく。 2人の年少期の頃の話と現在の2人の話が交互に繰り…
はじめに 先手角換わり棒銀は歴史のある戦法だが、現在では指されることが少なくなってきている。 角換わり棒銀戦型が角換わりの場合の棒銀は、相手が腰掛け銀の場合に有効な手段とされている。先手の場合、右銀を▲3八 - ▲2七 - ▲2六へと進め、1筋を絡めて攻…
最近の角換わり腰掛け銀の将棋は人間、ソフトを問わず4八金、2九飛型の将棋がメインになりつつある。 それに対して相手側は5二金、8二飛型で迎え撃つのもあるが、同型の6二金、8一飛型にする手法が増えてきている。(これを暫定的に角換わり腰掛け銀新型同型…
はじめに 今まで3回にわたってみてきた角換わりの▲4五桂速攻。 居玉+△2二銀、居玉+△4四銀、また後手の△6五桂速攻について様々な実戦例をもとにして検討してきた。 その4では後手のその他の形をみていきたいと思う。 はじめに 参考棋譜1(▲4八玉+▲…
2017年1月4日、SILENT_MAJORITYの最新版がまたしても公開された。 https://github.com/Jangja/silent_majority/tree/1.2 更新履歴を見ると、「やねうら王2017 Early」にて導入された、複数CPU搭載のときに全スレッドを使い切ることが出来るように対応したの…
はじめに その1では角換わり▲4五桂速攻の対居玉+△4四銀と対居玉+△2二銀への基本的な攻め筋をみてきた。 www.fgfan7.com その2では対居玉+△4四銀の実戦例をみてきた。 www.fgfan7.com その3では対居玉+△2二銀の復習をponanzaの実戦を通してみてい…
はじめに その1では角換わり▲4五桂速攻の対居玉+△4四銀と対居玉+△2二銀についての基本的な攻め筋を見てきた。 www.fgfan7.com 今回は復習として対居玉+△4四銀の形をもう一度おさらいしようと思う。 はじめに 実戦例その1(対居玉+△4四銀)▲4四飛…
はじめに 最近、角換わりの将棋において注目されている形がある。 それは下図のような単騎の▲4五桂の速攻である。 手数=27 ▲4五桂 まで 後手:後手 後手の持駒:角 9 8 7 6 5 4 3 2 1 +---------------------------+ |v香v桂 ・ ・v玉 ・ ・v桂v…
はじめに 2016年12/31に行われた、電王戦合議制マッチ2016(非公式戦)。 棋士軍のメンバーは森下卓九段、稲葉陽八段、斎藤慎太郎六段。 ソフト軍のメンバーはponanza、nozomi、大樹の枝。 この注目の一戦である話題になった一手が現れた。 それが下図の△8…
※この記事は以前から書き溜めていた記事であり、Google AdSenseに合格したら公開する予定の記事でした。(12/8時点) ※12/29に審査完了のメールが来ました。(注 これは一次審査通過のメールでした。) ※12/31に二次審査通過しました。 長い道のりだった。 …



